自民党の裏金問題や脱税問題は今や日本国民に納税してほしいのか、してほしくないのか。
派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で自民党は安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定しました。
今回はその中でも自由民主党所属の参議院議員山谷えり子の処分内容とその他自民党の38人の処分内容についてまとめていきます。
山谷えり子は1年間の党役職停止処分
山谷えり子はこの裏金問題に伴い、95名超の安倍派議員が政治資金報告書の訂正をする中、
2024年1月27日までに、所属する安倍派の政治資金パーティーの問題を巡り、
2018年から5年間分の政治資金収支報告書に計2403万円が不記載だったと明らかにした。
党紀委員会の決定を受けて pic.twitter.com/KLibtR9TV8
— 山谷えり子 (@yamatanieriko) April 4, 2024
なお、2018年から5年間分の政治資金収支報告書に不記載だった計2403万円は、パーティー券の販売ノルマ超過分は支出に充てず、事務所内で保管していたと説明しています。
その他38人の処分内容
以下その他38人の議員名と処分内容、不記載金額です。
離党勧告
- 塩谷立 234万円
- 世耕弘成 1542万円
党員資格停止(1年間)
- 下村博文 476万円
- 西村康稔 100万円
党員資格停止(半年間)
- 高木毅 1019万円
党役職停止(1年間)
- 萩生田光一 2728万円
- 堀井学 2196万円
- 松野博一 1051万円
- 三ツ林裕己 2954万円
- 橋本聖子 2057万円
- 武田良太 1926万円
- 林幹雄 1608万円
- 平沢勝栄 1817万円
党役職停止(半年間)
- 衛藤征士郎 1070万円
- 小田原潔 1240万円
- 菅家一郎 1289万円
- 杉田水脈 1564万円
- 中根一幸 1860万円
- 宗清皇一 1408万円
- 簗和生 1746万円
- 宮本周司 1482万円
戒告
- 大塚拓 994万円
- 尾身朝子 623万円
- 柴山昌彦 896万円
- 関芳弘 836万円
- 高鳥修一 544万円
- 西村明宏 554万円
- 細田健一 564万円
- 吉野正芳 660万円
- 和田義明 990万円
- 岡田直樹 774万円
- 加田裕之 648万円
- 末松信介 584万円
- 羽生田俊 818万円
- 堀井巌 876万円
- 丸川珠代 822万円
- 山田宏 560万円
- 中山泰秀 908万円
これだけの政治家がこういった”政治とカネ”の問題に関わっているとなると、私たち国民も納税意欲が削がれてしまいますよね。
ですが処分を受けた議員の中には、この処分は厳しすぎると言った議員もいたそうです。
私たちが気持ちよく納税できるように政府は法律を犯した議員にはそれ相応の厳しい処分を期待したいですね。